
こんにちは!建物写真店です。
今回は、前回に引き続き、建物写真店の協力カメラマン・中川さんへのインタビュー後半をお届けします!
今回のテーマは、建築写真の撮影に使用しているカメラやレンズなどの機材について。
普段どのような機材を使っているのか、なぜその機材を選んでいるのか、そして実際にどのような写真を撮影しているのか。中川さんの撮影スタイルとともにご紹介します。
①中川カメラマンが愛用するカメラはNikon!
中川さんは、長年Nikon(ニコン)を愛用しているカメラマンです。
現在は新しい機種をメインカメラに、以前から使用している機種をサブカメラとして使い分けています。
カメラを選ぶうえで重視しているのは、軽さと自分に合った性能のバランス。
以前は、大きくて重いカメラやレンズを使うことに憧れていた時期もあったそうですが、実際に撮影を続けるなかで、軽い機材の使いやすさを実感するようになったといいます。
高画素のカメラにも魅力はありますが、データ容量が大きくなり、機材自体も重くなることがあります。
中川さんの場合は、必要以上のスペックを求めるのではなく、自分の撮影スタイルに合った機材を選ぶことを大切にしています。
また、一眼レフからミラーレスカメラに移行した際には、操作感や撮影したときの感覚の違いに慣れるまで、約1年かかったそうです。
長年使い慣れたメーカーや機材を選び続けることも、撮影のしやすさにつながっているのかもしれません。
②建築写真で使用するレンズは主に3本
中川さんが建築写真の撮影で使用しているレンズは、主に次の3本です。
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14-30mm F4:広角撮影のメインレンズ
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24-70mm:標準ズームレンズ
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50mm:イメージカットなどで使用する単焦点レンズ
14-30mm F4|空間全体を見せる広角レンズ
建築写真の撮影で最も使用頻度が高いのが、14-30mm F4の広角レンズです。
室内の広がりや空間のつながりを表現する際に活躍します。
中川さんは、撮影時に空間の奥行きや、画面の一番奥にどのような抜けをつくるかを意識しているそうです。
例えば、廊下や受付などの空間を撮影する場合、斜めに伸びるラインを画面に取り入れることで、奥行きのある写真に仕上げています。
また、正面から左右のバランスを整えて撮影する構図も印象的です。
中川さん自身が「気持ちいい」と感じる構図を大切にしながら、空間の魅力を引き出しています。
24-70mm|見せたい部分を切り取る標準ズーム
広角レンズだけではなく、24-70mmの標準ズームレンズも使用しています。
広角レンズで空間全体を写すのとは異なり、見せたい部分に焦点を当てて撮影できるのが特徴です。
例えば、照明やインテリア、建物のサインなど、特定の要素を印象的に見せたいときに活躍します。
中川さんは、広角レンズで撮影した写真だけでは伝えきれない部分を、標準ズームレンズで補うように使い分けています。
50mm|雰囲気を表現するイメージカット
もう1本が50mmの単焦点レンズです。
こちらは、背景をぼかしたイメージカットなどで使用します。
例えば、手前に植物などを入れて撮影すると、背景を大きくぼかし、奥行きや雰囲気を表現することができます。
ただし、建築写真では空間全体をしっかり見せたい場面も多いため、背景をぼかすかどうかは撮影する内容によって使い分けています。
③広く撮るだけではない!写真のバリエーションが大切
今回のインタビューで印象的だったのが、レンズの使い分けによって写真の見せ方を変えていることです。
建物の撮影では、空間全体の広さを伝える写真もあれば、部分的なデザインや設備を見せる写真、雰囲気を伝えるイメージカットなど、さまざまな種類の写真が必要になります。
中川さんの場合、まずは広角レンズで空間全体を撮影し、その後、気になる部分や見せたいポイントを標準ズームレンズなどで撮影していくことが多いそうです。
撮影の途中で空間を見渡し、「ここをもう少し寄って撮ろう」と考えながら、写真のバリエーションを増やしていきます。
単に広く撮影するだけではなく、何を見せたいのかを考え、情報を整理して写真に収めることも大切なポイントです。
④機材だけでなく、撮影後の画像処理も進化
動画では、撮影後の画像処理についても話題になりました。
中川さんは、PhotoshopのAI機能を活用して、不要なものを消したり、選択した部分だけを調整したりすることもあるそうです。
また、画像の解像度を高める「スーパー解像度」についても紹介されました。
画像を拡大できる便利な機能ですが、仕上がりの自然さなどを考えながら、必要に応じて使い分けているとのこと。
撮影機材だけでなく、画像処理の技術も日々進化していることが分かります!
- まとめ:自分に合った機材で、建物の魅力を引き出す
- 今回のインタビューを通して感じたのは、必ずしも高価で高性能な機材を使えばよいというわけではない、ということです。
中川さんは、長年使い続けてきたNikonのカメラを愛用し、自分にとって使いやすい機材を選んでいます。
そして、広角・標準ズーム・単焦点のレンズを使い分けながら、空間全体から細かなディテールまで、さまざまな角度で建物の魅力を表現しています。
建物写真店では、こうした経験豊富なカメラマンとともに、住宅や店舗、施設など、さまざまな建物の撮影を行っています。
中川カメラマンへの撮影のご相談も承っておりますので、関東エリアでの撮影をご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
今回の動画では、紹介した機材や撮影写真について、さらに詳しくお話ししています。ぜひYouTubeもご覧ください!
- 元動画はこちらからどうぞ!
(https://youtu.be/5uJVdxRLve0) - 「それいけ!建物写真店」では、これからもカメラマンの裏話やニッチな機材紹介をやっていきますので、面白いなと思ったらぜひチャンネル登録と高評価もよろしくお願いします!
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