
こんにちは!建物写真店です。
建築写真を撮影する際、カメラ本体と同じくらい重要になるのがレンズ選びです。
特に、建物全体や室内空間を撮影する建築写真では、広角レンズが活躍する場面が多くあります。
今回は前回に引き続き、建物写真店の協力カメラマンである福岡カメラマンとの対談後編。普段使用しているレンズの特徴や、機材選びに対するこだわりについてお話を伺いました。
①建築撮影で活躍する広角ズームレンズ
福岡カメラマンが愛用しているレンズの中でも、特に使用頻度が高いのがSONYの12-24mmの広角ズームレンズです。
12mmから24mmまでの焦点距離をカバーできるため、建物全体の撮影から室内空間の撮影まで、幅広いシーンに対応できます。
広角レンズは1mmの違いも大きい
建築撮影では、撮影場所が限られていることも少なくありません。
例えば、室内で壁までの距離が十分に取れない場合や、建物全体を画角に収めたい場合など、より広い範囲を写せるレンズが必要になります。
福岡カメラマンによると、広角レンズでは焦点距離のわずか1mmの違いでも、撮影できる範囲に大きな差が生まれるとのこと。
実際に、11mmと12mmでは画角に違いがあり、そのわずかな差が撮影時の余裕につながります。
建築撮影では、こうした広角域をカバーできるレンズが非常に頼もしい存在です。
②画質にこだわるなら単焦点レンズも活躍
福岡カメラマンは、広角ズームレンズだけでなく、50mmなどの単焦点レンズも愛用しています。
ズームレンズは焦点距離を自由に変えられるため便利ですが、単焦点レンズにはまた違った魅力があります。
空間のイメージを伝える撮影に
例えば、テーブルの上に置かれた小物や、空間の一部分を切り取るような撮影では、50mmの単焦点レンズが活躍します。
建物全体を写す写真とは異なり、特定の部分にピントを合わせ、背景をぼかすことで、空間の雰囲気やインテリアの魅力を印象的に表現できます。
福岡カメラマンが単焦点レンズを使用する理由のひとつは、描写性能の高さです。
特にピントが合った部分のシャープさや、背景が自然にぼけていく表現など、レンズごとの個性を活かせる点が魅力だそうです。
建築写真では広い範囲を鮮明に写すことが多い一方で、こうしたイメージカットを取り入れることで、写真の表現の幅も広がります。
③シフトレンズならではの魅力
建築撮影で欠かせない機材のひとつが、シフトレンズです。
今回の対談では、Canonの17mmシフトレンズも紹介されました。
シフトレンズは、カメラの位置や向きを大きく変えずにレンズを上下左右へ移動させることで、建物の垂直線などを整えやすくするレンズです。
特に建物を見上げて撮影する際には、通常のレンズでは建物の上部がすぼまるように写ることがあります。
シフト機能を活用することで、こうしたパースの補正を撮影時に行いやすくなります。
また、福岡カメラマンによると、17mmシフトレンズは歪みが少ない点も大きな魅力とのこと。
一方で、焦点距離が17mmに固定されているため、撮影場所や建物の大きさによっては画角が足りないこともあります。
そのため、広角ズームレンズとシフトレンズを状況に応じて使い分けているそうです。
④万が一に備えた機材選びもプロのこだわり
福岡カメラマンの機材選びで印象的だったのが、撮影時のリスク管理についてです。
撮影現場では、機材の故障など予期せぬトラブルが起こる可能性もあります。
そのため、広角ズームレンズを複数用意したり、メインカメラとは別に予備のボディを持参したりと、万が一の事態にも対応できる準備をしています。
建物写真店では、カメラマンに撮影をお願いする際、現場で安心して撮影を任せられることも大切にしています。
撮影に必要な機材を揃えることはもちろん、トラブルを想定した準備まで整えていることは、継続して仕事をお願いできる大きな安心材料になります。
⑤機材を言い訳にしないためのこだわり
対談の中で、福岡カメラマンが特に印象的な考え方を話してくれました。
それは「機材を言い訳にしたくない」ということ。
できる限り自分が使える範囲で良い機材を揃えておくことで、撮影がうまくいかなかったときに、機材のせいにしないで済むという考え方です。
もちろん、良い機材を使えば必ず良い写真が撮れるというわけではありません。撮影技術や経験も重要です。
しかし、機材の性能によって撮影時の負担を軽減したり、仕上がりの品質を高めたりできることもあります。
何に投資するかはカメラマンそれぞれですが、より良い写真を届けるために機材にも妥協しない姿勢が伝わってきました!
- まとめ:建築写真の品質を支える機材と経験!
- 今回の対談では、福岡カメラマンが普段使用しているレンズを中心に、広角ズームレンズや単焦点レンズ、シフトレンズの特徴について紹介していただきました。
建築撮影では、建物全体を写す広角レンズだけでなく、空間の一部分を印象的に切り取るレンズや、建物の形状を整えて撮影できるシフトレンズなど、用途に応じた使い分けが重要です。
建物写真店では、カメラマンそれぞれの経験や技術、機材へのこだわりを大切にしながら、建築物の魅力を最大限に伝えられる写真をお届けしています。
これからも、より良い建築写真をお届けできるよう、カメラマンとともに品質向上に取り組んでまいります!
- 元動画はこちらからどうぞ!
(https://youtu.be/1TIAPDk7Y3Y) - 「それいけ!建物写真店」では、これからもカメラマンの裏話やニッチな機材紹介をやっていきますので、面白いなと思ったらぜひチャンネル登録と高評価もよろしくお願いします!
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