
こんにちは!建物写真店です。
公式YouTubeチャンネル「それいけ!建物写真店」の第2弾動画を公開いたしました!
前回に引き続き、愛知県日進市に完成した「アサヒハウジング」様の新築分譲住宅にお邪魔し、2階の部屋(子供部屋)の撮影現場に密着しています。
新築の現場では、まだ照明器具が設置されていないお部屋や、日当たりによって室内が非常に暗くなってしまうケースが珍しくありません。
「照明がない部屋の竣工写真は、暗くてどんよりした仕上がりになってしまうのでは?」
「スマホや手持ちのカメラで撮ると、どうしてもノイズでざらざらしてしまう…」
そんなお悩みを解決するため、今回は「電気の付いていない暗い室内でも、ノイズを出さずに明るく美しい竣工写真を残すプロのノウハウ」を分かりやすく徹底解説いたします!
①照明が付いていない部屋の竣工写真、どうやって明るく撮る?
今回撮影した2階の子供部屋は、まだシーリングライトなどの照明が取り付けられておらず、そのままカメラを構えると画面全体が薄暗く見えてしまう状態でした。
竣工写真において、「暗くて重たい印象の写真」になってしまうのは避ける必要があります。
クライアント様や未来のお施主様が見たときに、明るく開放的で暮らしのイメージが膨らむような竣工写真を納品することが私たちの役目だからです。
では、電気がない部屋で明るさを確保するにはどうすれば良いのでしょうか?
結論から言うと、「シャッタースピードを遅くして、時間をかけて光を取り込むこと」が最大のポイントです。
②暗い場所での竣工写真撮影で「三脚」が絶対に外せない理由
撮影現場で渡辺が実際にカメラの設定を変更する様子をご覧ください。
通常の手持ち撮影では、シャッタースピードを1/60秒や1/100秒といった一瞬で切りますが、これでは光の量が足りず室内が暗いまんまになってしまいます。
そこで、シャッタースピードを1秒、1.3秒、2秒といったように、じっくりとシャッターを開け続ける設定(スローシャッター)に変更します。
シャッタースピードを遅くする=少ない室内の光を、時間をかけてカメラの中にたくさん取り込む
結果=照明が一切ついていない部屋でも、まるで電気をつけているかのような自然で明るい竣工写真に仕上がる
ただし、2秒間もカメラを手に持ったままピタッと静止させることは人間には不可能です。わずかな手ブレでも写真全体がボヤけてしまい、プロのクオリティとしての竣工写真にはなりません。
だからこそ、暗い室内で竣工写真を撮影する際には「強固な三脚」が絶対に必須となります。
③なぜ「ISO感度」を上げて明るくしてはいけないのか?
カメラに詳しい方であれば、「ISO感度(ISO数値)を上げれば、暗い場所でも手持ちで明るく撮れるのでは?」と思われるかもしれません。
確かに、ISO感度を1600、3200、6400と引き上げれば、シャッタースピードを遅くしなくても写真は明るくなります。
しかし、建物写真店では暗いからといって安易にISO感度を上げる撮影手法は行いません。
ISO感度を上げすぎると起こる「ノイズ問題」
ISO感度数値を高く設定すると、暗い場所でも明るく写せる反面、写真の中に「ざらざらとした粒子(デジタルノイズ)」が発生してしまいます。
拡大印刷を行ったり、ホームページやWEBカタログの大画面で竣工写真を掲載したりした際に、壁の質感やクロスの美しい仕上げがノイズで潰れてしまうのです。
そのため、質の高い竣工写真を残すためには、「ISO感度は低い数値(ベース感度)に固定したまま、三脚を使ってシャッタースピードで明るさを調整する」のがプロの鉄則となります。
④人間の目とカメラの違い!光のグラデーションを見極める
動画の後半では、プロのカメラマンが現場で何に注意しながらアングルや光を決めているのかという「思考回路」についても触れています。
実は、人間の目とカメラのレンズでは、光(明暗差)の認識能力が大きく異なります。
人間の目は優秀なため、明るい窓際と暗い部屋の隅を同時に見ても、どちらも自然な明るさとして認識できます。しかし、カメラで暗い部屋に明るさを合わせようとすると、窓からの光が強く入りすぎて壁や床が白く飛びすぎてしまったり、逆に明るい窓際に合わせると室内が真っ黒になってしまったりします。
この明暗差(コントラスト)は、撮影後のRAW現像(デジタル補正)でもある程度調整できますが、限界があります。
硬い光(強すぎる陰影):光と影の差が激しく、後処理が難しくなる
滑らかな光(柔らかいグラデーション):光が回っており、空間全体の質感が美しく表現できる
渡辺は現場で「窓から入る光がカチッとしすぎていないか」「滑らかなグラデーションで部屋全体に光が回っているか」を意識しながら、建物の魅力を最も引き出せる位置を探してレンズを向けています。
⑤まとめ:建物の「真の魅力」を伝える竣工写真を目指して
今回は、照明が付いていない暗い部屋での竣工写真撮影テクニックについて解説いたしました。
ただ明るく撮るだけではなく、「どうすればこの空間の良さが正しく伝わるか」を考え、1カット1カット時間をかけて丁寧にシャッターを切っています。
「自社で新築物件の竣工写真を撮影しても、どうしても綺麗に撮れない」
「明暗差が激しい室内でも、プロのクオリティで竣工写真を残したい」
とお悩みの工務店様・設計事務所様は、ぜひ一度「建物写真店」までご相談ください。全国の経験豊富なカメラマンが、どんな現場でも最適な機材と技術で素晴らしい竣工写真をお届けいたします。
皆様からのチャンネル登録、高評価、そして竣工写真のご相談・ご依頼を心よりお待ちしております!
- まとめ:建物の「真の魅力」を伝える竣工写真を目指して
- 今回は、照明が付いていない暗い部屋での竣工写真撮影テクニックについて解説いたしました。
ただ明るく撮るだけではなく、「どうすればこの空間の良さが正しく伝わるか」を考え、1カット1カット時間をかけて丁寧にシャッターを切っています。
「自社で新築物件の竣工写真を撮影しても、どうしても綺麗に撮れない」
「明暗差が激しい室内でも、プロのクオリティで竣工写真を残したい」
とお悩みの工務店様・設計事務所様は、ぜひ一度「建物写真店」までご相談ください。全国の経験豊富なカメラマンが、どんな現場でも最適な機材と技術で素晴らしい竣工写真をお届けいたします。
- 元動画はこちらからどうぞ!
(https://youtu.be/mnBcqdVfwzA) - 「それいけ!建物写真店」では、これからもカメラマンの裏話やニッチな機材紹介をやっていきますので、面白いなと思ったらぜひチャンネル登録と高評価もよろしくお願いします!
建物写真店のご利用はこんな方にオススメです
建物写真店へ撮影のご相談をいただくお客様は、
建築・空間撮影が得意なプロのカメラマンへ写真撮影を依頼することが「初めて」の場合がとても多いのが現状です。
何を聞けばよいのか分からない。そんなお悩みでも、些細な相談でもまずはご連絡くださいませ。
可能な限り丁寧にご説明をさせていただきます。


![Osusume! 01[そもそも撮影をプロカメラマンに頼んだことがない。]](https://tatemono-syashinten.com/img/top/recommend_01.png)
![Osusume! 02[カメラマンの決め手が分からない依頼先迷子な方。]](https://tatemono-syashinten.com/img/top/recommend_02.png)
![Osusume! 03[日程に余裕が…希望日に頼めるカメラマンはどこにいる?な方]](https://tatemono-syashinten.com/img/top/recommend_03.png)




