
こんにちは!建物写真店です。
建築写真を撮影していると、太陽光や室内照明がレンズに入り、写真の中にキラキラとした光が写り込むことがあります。こうした光の写り込みは、写真の印象を大きく左右することも。
今回は、建築写真の撮影で気になるフレアへの対策と、渡辺が自作したハレ切り道具をご紹介します!
①建築写真ではフレアをできるだけ抑えたい
逆光で人物を撮影したときなど、写真にキラキラとした光が入ると、雰囲気のある仕上がりになることがあります。写真表現のひとつとして、あえてフレアを取り入れるのも魅力的です。
一方、建築物や室内空間を撮影する場合は、できるだけ余計な光の写り込みを抑えたいところです。
フレアが発生すると、光の部分に視線が引き寄せられ、建物や空間そのものが伝わりにくくなることがあります。
フレアが発生しやすいのは、主に次のような場面です。
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屋外撮影: 太陽光がレンズに入り込む逆光のシーン
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室内撮影: ダウンライトなどの強い照明がレンズに直接入り込むシーン
建築写真では、建物の形状や素材、空間の雰囲気を正確に伝えるためにも、こうした光の写り込みをできるだけコントロールすることが大切です。
②レンズフードだけでは防ぎきれないことも
フレア対策として、一般的なレンズに取り付けられているのが「レンズフード」です。
レンズの前方から不要な光が入り込むのを遮り、フレアの発生を軽減する役割があります。
ただし、レンズフードがあれば、すべてのフレアを防げるわけではありません。光の入射角度によっては、フードを装着していても光が入り込んでしまいます。
今回の動画で紹介しているカメラマンが愛用しているのは、CanonのTS-E17mmというシフトレンズ。
このレンズには、一般的なレンズフードが用意されていないため、別の方法で光を遮る必要がありました。
③市販品が見つからないなら、自分で作ってみる!
以前は「レンズシェードクリップ80」という外付けのハレ切り用品を使用していたそうですが、故障してしまい、さらに販売も終了していたため、同じものを手に入れることができなくなってしまいました。そこで、代わりになる道具を探すことに。
最初に使用していたのは、アームに取り付けた板状のハレ切り道具です。実際に撮影現場でも活躍していたものの、大きくて重く、取り付けや角度の調整にも力が必要でした。さらに、使用中にネジが緩んで落下したこともあり、安全面でも不安が残ります。
そこで渡辺が考えたのが、既製品を組み合わせて自分に合った道具を作ることでした!
④軽くて扱いやすい!自作ハレ切り道具の材料と工夫
今回の自作道具は、複数の市販パーツを組み合わせて作られています。
主な構成は次のとおりです。
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クリップ部分
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長さを調整するためのパーツ
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自由に角度を変えられるフレキシブルアーム
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不要な光を遮るための黒い板
特にこだわったのが、光を遮るための板です。
動画では、ホームセンターで購入した2種類の素材を比較。ひとつは厚さ3mmの低発泡塩ビ板、もうひとつは厚さ1mmのアクリサンデー製サンデーシートです。
実際にカットして使い勝手を試そうとしましたが、サンデーシートはカッターでは切ることができず、今回は低発泡塩ビ板を使って試作を進めました。
完成した道具は、従来のものと比べて軽量で、角度の調整もしやすいのが特徴です。
動画内で計測した重量は、従来の道具が265gだったのに対し、自作したものは186g。約80gの軽量化につながりました。
また、フレキシブルアームによって自由に角度を変えられるため、縦位置・横位置のどちらでも使いやすい構造になっています!
- まとめ:より良い写真のために、道具も工夫する!
今回の動画で印象的なのは、必要な道具が見つからなければ、自分で作ってしまおうというカメラマンの姿勢です。
建築写真の撮影では、カメラやレンズだけでなく、現場の状況に合わせた細かな工夫も仕上がりを左右します。
既製品をそのまま使うだけでなく、自分の撮影スタイルに合った道具を考え、試行錯誤しながら改善していくことも、プロの仕事の一部なのかもしれません。
建物写真店では、これからもカメラマンの機材や撮影の工夫、建築写真にまつわるさまざまな情報を発信していきます。ぜひ、次回の動画もお楽しみに!
- 元動画はこちらからどうぞ!
(https://youtu.be/tndTDMeGvdg) - 「それいけ!建物写真店」では、これからもカメラマンの裏話やニッチな機材紹介をやっていきますので、面白いなと思ったらぜひチャンネル登録と高評価もよろしくお願いします!
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