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それいけ!建物写真店

【カメラの設定方法/canon5Dmark4】建築写真のカメラ設定とは?ISO感度・絞り・シャッタースピードを解説!

こんにちは!建物写真店です。

建築写真を撮影するとき、カメラの設定をどのように決めているか、ご存じでしょうか?

カメラには、ISO感度や絞り、シャッタースピードなど、写真の仕上がりを左右するさまざまな設定があります。これらを適切に調整することで、建物の細部まで鮮明に写し、より美しい写真に仕上げることができます。
今回は、「それいけ!建物写真店」の渡辺が、実際に屋外で建築写真を撮影しながら、普段どのようにカメラを設定しているのかをご紹介します。

建築写真ならではの設定のポイントや、撮影時に気をつけていることを、ぜひ参考にしてみてください!

① ISO感度はできるだけ低く設定する

建築写真を撮影する際、特に大切にしている設定のひとつが「ISO感度」です。

ISO感度とは、カメラが光をどの程度感じ取るかを示す数値です。数値を高くすると暗い場所でも明るく撮影しやすくなりますが、高くしすぎると写真にノイズが発生し、ざらついた印象になることがあります。
そのため、できるだけノイズを抑え、きれいな写真に仕上げたい建築写真では、ISO感度を低く設定することが基本となります。

僕の場合、基本となる設定はISO100。
撮影環境に応じてISO200やISO400などに変更することもありますが、まずは低い数値を基準に考えています。
特に、三脚を使用して撮影する場合は、シャッタースピードを遅くして光を取り込むことができるため、ISO感度を無理に上げる必要がありません。
建物の外観や内観を鮮明に撮影するためにも、ISO感度はできるだけ低く保つことを意識しています。

② 絞りはF11〜F16を目安に設定する

次に重要なのが「絞り」です。

絞りとは、レンズを通る光の量を調整する仕組みのことです。F値という数値で表され、F値を小さくすると多くの光を取り込める一方、F値を大きくすると取り込む光の量が少なくなります。
また、絞りの設定は、写真のピントが合って見える範囲にも影響します。

建築写真では、建物の手前から奥まで、できるだけ広い範囲を鮮明に写したい場面が多くあります。そのため、F11〜F16を目安に絞りを設定しています。
ただし、常にF16にすればよいというわけではありません。周囲の明るさなどに応じてF11程度まで開けることもあり、撮影条件に合わせて調整しています。

建物全体の形状や細部をしっかりと伝えるためには、撮影する場所や明るさを考慮しながら、適切なF値を選ぶことが大切です。

③シャッタースピードで明るさを調整する

ISO感度と絞りを設定したら、次に調整するのが「シャッタースピード」です。
シャッタースピードとは、カメラのシャッターが開いている時間のことです。

シャッターが開いている時間を長くすると、より多くの光を取り込めるため写真は明るくなります。反対に、シャッターが開いている時間を短くすると、取り込む光の量が減り、写真は暗くなります。
僕は、ISO感度を100、絞りをF16などに設定したうえで、シャッタースピードを調整し、適切な明るさを探していきます。
このとき、カメラの露出計を確認しながら設定するのもポイントです。露出計は、写真の明るさが適正かどうかを判断する目安になります。

三脚を使用して建物を撮影する場合は、手持ち撮影のように速いシャッタースピードにこだわる必要はありません。被写体が動かない状況であれば、シャッタースピードを遅くして、じっくりと撮影することができます。

ISO感度・絞り・シャッタースピードの3つをバランスよく調整することが、建築写真の基本です。

④ブラケット撮影で明るさの異なる写真を撮る

僕が実践している撮影方法のひとつが「ブラケット撮影」です。

ブラケット撮影とは、設定を少しずつ変えながら、同じ構図で複数枚の写真を撮影する方法です。今回の動画では、明るさを変えながら撮影する「露出ブラケット」を紹介しています。
例えば、同じ場所から撮影しても、建物の明るい部分や影になっている部分の見え方は、写真の明るさによって変わります。
そこで、基準となる明るさだけでなく、少し暗めの写真や明るめの写真も撮影しておくことで、複数の写真から適切なものを選べるようになります。

また、同じ構図から明るさの異なる写真を5枚撮影する設定を基本としています。

カメラのブラケット機能を使えば、撮影のたびに手動で明るさを調整しなくても、設定した段階に応じて連続して撮影できます。
撮影後に写真を確認しながら、建物の形状や色、窓まわりなどがきれいに表現されている写真を選べるのがメリットです。

ただし、必要な撮影枚数や明るさの幅は、撮影環境や仕上げたい写真によって異なります。状況に応じて設定を使い分けることが大切です。

⑤三脚とセルフタイマーを活用してブレを防ぐ

ブラケット撮影では、複数枚の写真を同じ構図で撮影することが重要です。
しかし、シャッターボタンを押すときにカメラがわずかに動いてしまうと、写真にブレが生じたり、複数枚の構図がずれたりする可能性があります。

そこで役立つのが、三脚とセルフタイマーです。三脚にカメラを固定し、セルフタイマーを2秒に設定して撮影しています。

シャッターボタンを押してから2秒待って撮影することで、ボタンを押した際の振動が落ち着いてからシャッターを切ることができます。その後は、カメラが設定に従って明るさの異なる写真を連続して撮影します。
この方法なら、撮影のたびにカメラに触れる必要がなく、構図のずれやブレを抑えやすくなります。
特に、シャッタースピードを遅くして撮影する建築写真では、三脚を使用することが大切です。

三脚はカメラを固定するだけでなく、安定した構図で複数枚を撮影するためにも欠かせない機材といえます!

まとめ:建築写真はカメラ設定と三脚の活用がポイント!

建築写真をきれいに撮影するためには、ISO感度・絞り・シャッタースピードの設定を適切に調整することが大切です。

今回ご紹介した渡辺カメラマンの撮影方法では、ISO感度を100に設定し、絞りはF11〜F16を目安に調整。シャッタースピードで明るさを整え、ブラケット撮影によって明るさの異なる写真を5枚撮影しています。
さらに、三脚でカメラを固定し、2秒のセルフタイマーを活用することで、撮影時のブレを抑えています。
もちろん、最適な設定は撮影場所や天候、建物の状況によって異なります。大切なのは、基本を押さえながら、その場に合った設定を選ぶことです。

「それいけ!建物写真店」では、今後もカメラマンそれぞれの撮影方法や、建築写真に関する知識をお届けしていきます。ぜひ動画もあわせてご覧ください!
元動画はこちらからどうぞ!
(https://youtu.be/ePq-NtrPxms)
「それいけ!建物写真店」では、これからもカメラマンの裏話やニッチな機材紹介をやっていきますので、面白いなと思ったらぜひチャンネル登録と高評価もよろしくお願いします!

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